Chairperson greetings

                        2002年7月〜2003年6月度

 「今年度・基本方針」




ビチャイ・ラタクル RI会長のテーマ
「慈愛の種を播きましょう・Sow the Seeds of love」
(小島哲ガバナー年度)


   会長  池田 茂雄

ビチャイ・ラタクルRI会長は、私たちの「職場」で、「地域社会」で、そして「国際社会」で、「慈愛の種を播きましょう」と強く訴えておられます。慈愛の種を播くと云うことは、人生を通じて日々奉仕する機会を見つけ、それを実行することであります。そしてロータリアン各自が「献身」と「行動」でこれを育てていくならば、私たちはやがて人道的奉仕という大きな収穫を手にすることが出来るのであります。「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」と云われております。先ず、身近にある自分の仕事に、そして地域社会に目を向けながら、奉仕の理想に向かって歩もうではありませんか。ロータリーには、「ロータリーの綱領」、「四つのテスト」があります。私たちはこの趣旨を理解しながら、クラブを活性化させ、そしてロータリアン一人一人が未来に向かって「慈愛の種を播きましょう」。
ここで、ビチャイ・ラタクルRI会長の経験談をご紹介します。『私たちのクラブが地元の母子家庭の少年達を連れて海辺に週末旅行を計画した。前日の夜になってボランティアの一人が都合が悪くなったので、替わりにあなたに行って欲しいとの電話がクラブ会長からあった。予定があったが引き受けることにした。翌朝、海岸に行けるということで胸を一杯に弾ませた少年達と出会った。自分の車に乗せて走っているうち、私は一人の少年を不快に感じはじめてきた。他の少年達も同じ思いのようである。そこでその少年を自分のそばに座らせ、又、昼食時には席を並べて食事をした。帰りの車では、その少年が進んで私の横に座るようになった。今日一日にそれほど多くの言葉を交わすこともなかった。到着すると、皆それぞれが家路に向かった。だが、その子は車を降りようともしないで、皆がいなくなってから 私の足をきつく抱きしめて「あなたが、私のお父さんだったらいいのに」とつぶやいた。私の目にはいつのまにか涙が浮かんでいた。私は今でも、前日の夜、私に電話を下さったあの会長さんに恩義を感じています。そして一生忘れることはないでしょう……。』ビチャイ・ラタクルRI会長のお人柄が浮かんでくる経験談であります。


活動方針
1.「ロータリーのイメージ高揚と退会防止・会員増強」新会員増強目標5名
2.「時代に即応したクラブの運営・新しい奉仕活動の開発」
3.「ロータリーを知ることの奨励」
4. 南仁川RCとの第5回目の姉妹クラブ締結更新を行い、更なる友好を図る
5. 出席率100%達成に向けて会員の意識を喚起し、会員相互の親睦を深める

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